私はミステリー好きなので、時々東野圭吾さんの本が読みたくなります。
そして、今回はドラマ化もされたというこの本です。私はドラマは見ていませんが・・・。
5章からなる短編推理小説です。
それぞれの題名が面白い。
第1章 燃える(もえる) 第2章 転写る(うつる) 第3章 壊死る(くさる)
第4章 爆ぜる(はぜる) 第5章 離脱る(ぬける)
工夫してあるでしょう? 読む前から色々想像させる題名です。
物理学者の湯川と草薙刑事のコンビで不思議な事件を解決していきます。
そこに科学的な仕掛けがあって、それを読み解いていくから面白い。
よくこんなカラクリを思いつくと感心しながら一気に読めます。
1話完結だから、時間がない人向きのミステリーです。
でも、1話が終わると2話に行きたくなって結局全部読みたくなりますが・・・。
この湯川博士、佐野史郎さんをイメージして書かれたんですって!
ドラマは誰がしたのかしら?
映画「容疑者Xの献身」での湯川博士は福山雅治さんでしたけどね。
(その映画も見てないけど・・・)