Matildaに続き、ロアルド・ダールの英語の本です。始まり方が実に面白く、ストーリーに引き込まれました。 チャーリーは2組の祖父母と父母との7人暮らし。 家は小さくて貧しいため、2組のおじいちゃんとおばあちゃんの4人は、一つのベットに寝ているのです。その描写から始まるから、つかみはバッチリ。チャーリーはいつもお腹をすかしていて、大好きなチョコレートバーを誕生日にもらうのが楽しみという男の子。
そんなある日、有名だけど謎の多いチョコレート工場が、5人の子どもたちと家族を工場の見学に招待してくれて、一生分のチョコレートをプレゼントしてくれるというニュースが。ただし、チョコレートバーに入っているゴールデンチケットを手に入れた5人の子どもたちとその家族だけに。
世界中が大騒ぎ。そして、次々にゴールデンチケットを手に入れた子どもたちが登場し・・・。 と、この辺りまでは、実に面白かったのですが、工場見学辺りから奇想天外ドタバタ騒ぎで、子ども向けのストーリーだからか、私はちょっと・・・つまらなくなり・・・ 読むのやめようかな・・・ と思いつつ、のらりくらり読んでいたら、最後の最後で「えっ、こういう結末?」と驚かされました。
さすが、ロアルド・ダール。
これから読む人は、後半は読み飛ばしても、最後の落ちまで読んでね。