ゴールデンウィークの3連休、1日めにショッピングセンターにある本源郷さんへ行って、6冊の文庫を買いました。
5冊買うと1冊プレゼントしてもらえます。ですから、最初から6冊選びます。6冊で1,000円ですから、お得な気分。
今回は、メインは安部公房。他のタイトルを探していましたが、残念ながらあったのは、「砂の女」。この本、昔読んで、途中で嫌になって読むのをやめた本です。その後、どうしたのか忘れてしまいましたが、引っ越しのとき、まとめて売った中にあったのかもしれません。今は手元にありませんから、思い切って買ってみました。
そして読んだら、最後まですーすーと読めるではありませんか。前半は、暗くて退屈な場面もありましたが、後半は、テンポもあり、内容が深いというか、考えさせられます。そして、印象的なラスト。
読む年代、その時の状況などで随分感想は変わるものです。投げ出した本も月日を経て読んでみるもんですね。
そして、北村薫さんの「ターン」。設定が面白い。 ロマンティックミステリーです。最後の方に怖い場面が少し出てきますが、最終的にはハッピーエンドで、読後感が良いです。
今は、永井龍男さんの「長梅雨」を読んでいますが、読み応えがあります。短編ですが、読んだ後、「これって、どういうこと?」と思わせて終わります。永井さんの本は初めて読みますが、他のも読んでみたい。
新しい本との出会いがあって、わくわくのゴールデンウィークでした。