校区にある中学校の中2のクラスのことをこの前から触れていますが、今回の中間テストでは、リスニングがなかったようです。
授業でリスニングがされていないので、当然の流れです。
でも、それでいいのでしょうか?
奈良県の公立の高校入試にリスニングが導入されて、15年くらい経つと思いますが、それから中学校の定期試験でも導入されてきました。
ずーっと、中学の定期試験をみてきていますが、リスニングがないテストは珍しいです。記憶にもないくらいです。
徐々に教科書もリスニング重視に変わり、現在使用されている教科書は更にリスニング重視になってます。そして、定期試験でもリスニングをするようになって10年以上。
公立の入試のリスニングも以前より難しくなっていますが、その成果もあって、最近の中学生は、そのリスニングも結構聞けるようになっているように思います。
その流れに逆行する授業をされているようで、非常に疑問をもっています。
教科書の本文や単語以外のリスニング問題は、一般に手に入らないもので、他では聞けないものなのです。
また、リスニングを飛ばす理由が、「機材を教室に持っていくのがめんどくさい!」ということらしいのです。
この怠慢は信じられません。
なんとか生徒たちが犠牲にならないよう願うばかりです。