英語を聞いたり話したりする時、リラックスすることは大切な要素の一つです。

緊張するとフィルターの目がつまって、いつもなら聞こえる英語も聞こえず、理解できなかったりします。大人なら、ほろ酔い気分の方が、英語が流暢に話せたりします。ほろ酔い気分の時はリラックスしているだけでなく、羞恥心が減っていて、少々間違っても平気になるからというのもあります。そんな経験はないですか?

子どもはそういうわけにはいきませんから、楽しくリラックスさせるのが大切です。緊張する授業はあまりお勧めできません。また、間違えても大丈夫という雰囲気がないと、英語を話すハードルは更に上がります。

私の場合、切羽詰まったり怒ったりした時も、英語がスラスラでてきましたね。

若い時ですがシアトルにいた時、カナダに船で日帰り旅行をし、アメリカへの再入国の際、沢山書類を書かされたため船に乗り遅れ、係官に食ってかかったことがありました。(たった1分ほどを待ってくれないのよね。)その時、早口で途切れずペラペラしつこくしゃべっていたのを思い出します。まぁ、異国で必死でしたからね。

また、数年前にベトナムへ行った時、おつりをごまかされて怒ってしゃべった英語も、通常時に比べて、早口で啖呵を切るかのごとく、どすの利いた声で、ペラペラしゃべりましたね。もちろん、正しい額のおつりを取り戻しましたよ。

いつもは、日本語ですら早口ではなくおっとりとしゃべるんですけどね。 面白い経験です。