ユニセフの調査で、日本の子どもの幸福度は先進・新興国38ヶ国中37位なんだそうだ。

今の子どもたちは、何しろ忙しく疲れている。学校の授業が終わって部活動をし、その後塾通い。
塾をしていてこんなことを言うのは変かもしれないけれど、疲れている子どもたちを見ると、かわいそうになってきます。

本来なら色々あっていい価値観が、最近は偏ってきていると思う。勉強できなきゃ生きていけないような風潮。お金持ちにならなければ負けという風潮。そして、お金持ちになるには、まずが勉強ができて・・・と、一本の線しかないような価値観。

最近は、「やさしい子ですよ。」というのが必ずしも褒め言葉にはならないようです。「勉強がよくできますね。」というのは、喜ばれますが。

色々な分野で得意なこと、得意とまではいかなくても嫌いではないことをやり続けて、それが活かせる世の中にならないものか。

せめて、温かい眼差しで子どもたちを見つめ、伸ばしてやりたいと思う今日この頃です。