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この本は、「このミステリーがすごい!」の2006年版の第2位で、さらに、エドガー賞にノミネートされているということで、おもしろいかな?と思って読んでみました。

エドガー賞といえば、桐野夏生さんが「OUT」でノミネートされて話題になりましたね。また「OUT」は、「このミステリーがすごい!」で1998年に第1位をとっています。

ストーリーは、警察官を辞めて探偵になったボッシュが、以前担当した未解決事件をもう一度調べなおすという内容。

そこに元同僚で今は下半身不随のロートン・クロス、その奥さんのダニー、FBI捜査官でその事件で行方不明になったマーサ・ゲスラー、その恋人のリンデル、弁護士でボッシュに協力するラングワイザー、などなど・・・
色々登場してくるから、ゴチャゴチャしてきます。

それでも、上巻の方は面白く、割と早く読みました。そして、下巻の途中まで読んだところでゴールデンウィークに入ってしまい、4日間の空白があったらすっかり登場人物の名前を忘れてしまい(苦笑)、だれだったっけ・・・と考えながら読むから・・・面白さが半減してしまいました。
これは、一気に読まないとだめです。

ただ、私のような人向けでしょうか?
栞が入っていて、そこに登場人物と簡単な説明が書いてあるのです。
すぐれものだわ!
シリーズの最初から読んでる人は、その人間関係も分かっているからかなり面白かったと思います。   (M)