英語は積み重ねが大事で、そういう意味では、中1が一番大事とも言えます。

中1の内容ができていなければ中2の内容はできません。そして、中1・中2の内容ができていなければ、中3はできません。中学の内容が理解できていなければ、高校は更にできません。ずーっとつながっているのです。

中2の2学期で次に生徒たちにとって苦手となるのが、比較です。比較級と最上級は、一つ一つすればそれほど難しいわけではありません。そこに、原級のas ~ as、そして、not as ~ as、更にはlike ~better、 like~ the best、 更にWhichやWhoで疑問文を作ったり、また、不規則変化が出てきたり、と重なるように色々な要素が出てくるので、徐々に混乱してくるようです。要は一つ一つクリアしていけるかどうかということです。

また、教科書の中でも比較の文章自体が多くは出てこないので、復習の機会が少なく、その後忘れてしまったり、忘れてなくても何かが抜けて完全な文章が作れなかったりします。

高校生になると、比較は覚えなければならない連語も多いので、中学で基礎をしっかり積み重ねておかないと、苦手単元になりがりです。