奈良県の私立入試まであと僅かです。中3の授業では、入試問題や過去問を解くことが中心になっています。そんな中、ちょっとした息抜きも兼ねて、英語の絵本を読みました。絵本と言っても、中3に必要な文法も結構出てきます。たとえば、so~thatの構文が繰り返し出てきます。また、helpの後の原形不定詞など。また、知らない単語や表現も出てきますが、絵が助けになってなんとなくわかります。
何しろストーリーが面白い。おじいちゃんが孫のSammyに会いに来て1週間一緒に過ごし、Sammyとの会話で、「おじいちゃんがお前の年の時にはなー」とよくあるフレーズで自慢話がだんだん大きくなっていきます。
最後の方では、朝食前に高層ビルに登って、夕食前にはエッフェル塔に登って、寝る前にはエヴェレストに登ったぞ!という話に。それでも、素直な孫は”Really?”と返してきます。北極やサハラ砂漠の話まで出てきて・・・。
でも、最後の日は、おじいちゃんがSammyにご飯を作って、それを見たSammyは、”Wow!”と喜んで、”Yummee!”で終わるという、ほのぼのとした温かい話です。
表紙に載っている絵でのおじいちゃんのセリフは、こんな感じ。”I was so clever that I read my book standing on my head with one eye closed. At the same time I juggled sixteen cups and saucers. I knew all the answers to everything.”
“Really?” said Sally.
となるのです。おもしろいでしょう?
楽しみながら、学べる本の紹介でした。